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【2022年夏のインターンシップ】富山県立大学、富山短期大学の学生さん、2週連続実施!

 

高校生のインターンシップを終え今度は、大学生、短期大学生の夏インターンシップを2週連続で実施しました。

 

◎2022年8月22日(月)~26日(金)

・富山県立大学 電気電子工学科 男子学生1

・富山短期大学 経営情報学科  女子学生1

 

◎2022年8月29日(月)~9月2日(金)

・富山県立大学 電気電子工学科 男子学生1

 

3名の受入れを行いました。

 

 

インターンシップ燃え尽き症候群

 

今年の夏インターンシップも燃え尽きました。。。

2週間にわたって、5日間のインターンシップを行う企業ってそんなにないのではないか?と思いますが、スケジュールの関係で2週に分けて実施しました。

2週間、学生さんを受け入れるという事は、会社にとっても非常に大変です。毎回受け入れる度に慣れてはきますが、いつも全力投球ですので燃え尽きます。

大変ではありますが、それ以上にインターンシップは会社としてメリットが多いので、実施しています。

インターンシップの受入れを始めて、毎年夏、冬と若干名づつの受入れを行っています。毎回反省と次回の改善を行う事で、慣れてきたところで色々とスムーズになってきました。

課題もどこまでできるかな?というノウハウもで蓄積出来てきたので、ちょっと面白く出来る様にもなってきました。人によって、選考学科によっても、出来ること、難しいこともわかるようになってきたので、その人に併せた実習が組めるようになってきました。

少しでも、学生さんの就業体験や業界研究のお役に立てればと思っております。

 

 

【1日目】

・会社説明、仕事内容、インターンシップの作業についての説明

・電気工事作業体験(配線の取り付け方)

CAD設計体験(基本的な図面の書き方)

・現場見学(建設中の飲食店、問屋見学)

 

インターンシップ初日は、朝礼から始まります。

会社説明(会社の規模、どんな仕事をするか、どこで仕事をするか、仕事のやりがい、実務的な説明)などを話して、インターンシップで行う作業等について説明します。

CADソフトの使い方を教本を基に勉強します。のちに図面を描くため、基本的な図面の書き方などを学びます。

社内の模擬設備を活用して、配線図通りに体を動かして結線を行います。コンセントの取り付け、ネジ止め、配線の固定、銅線の皮むき、結線など、どの線をどの線に繋げるかを実際に体験します。1度の説明では理解できず間違えてしまう事もあるようです。

LANの設置や、図面と実際の配線があっているかの確認を行い、スイッチの置き方などを学び、体験します。

 

午後からは、現場見学に外出します。

会社内の工事体験で行ったことが、実際の現場ではどのようになっているのか、問屋にはどんなものが置いてあるのかを知ることでより学びを深めます。

帰社してからは、CADソフトの使い方の続きを行います。

見たことのない材料や工具などに触れたり、体を使う作業は新鮮だったと思います。初日で見た現場に後半再度見学に行こうと思っているので、仕事の進捗などを見て、電気の仕事をリアルに体感して欲しいと思います。

 

【学生さんの感想】

工事体験では、図面を理解して実際に作る難しさ、工事で体を使う大変さを知ることができた。

現場見学では、工事中の現場を見ることができ、工事体験でやった事がどこでどう行われているのかが見れた。ものすごい量の配線があり、なんだかワクワクした。問屋では様々な器具を見ることができ、新鮮な一日だった。

 

 

【2日目】

・分電盤や電圧計、ダウンライトなどの取り付け。

・図面作成。

・現場見学(建築中住宅)

 

2日目も朝礼から始まります。

今日も午前中は、社内で工事体験を行います。図面を見ながら目印を書き、目印の部分にしっかりと穴を開けます。ダウンライトの取り付けや電球の取り付け方、分電盤の取り付け方なども学びます。

天井を見上げる作業はなかなかしんどいようです。天井の穴あけだけでもバテていました。メジャーの使い方がまだまだ不慣れで、脚立を置く位置などの注意点にも注意が必要なことを理解してくれました。

CADソフトの使い方の続きを行い、基本的な操作方法を習得します。機器や配線の色合いの考え方を学びます。家の場合、壁の中がどうなっているのか、柱には穴を開けてはいけない事などの注意点も学びます。サンプルとした図面を真似て、図面を作ることができるようになりました。

配色の難しさ、レイヤの分け方等に手こずっていたようです。

今日も現場に訪問し、建築中の住宅を見学しました。

毎日体験する仕事の流れは全て繋がっています。3日目は、電気を通すまでを行うので、作業した部分が繋がる時のドキドキ感をぜひ感じて欲しいと思います。

 

【学生さんの感想】

工事体験が昨日よりもハードで、現場で仕事をされている方々のすごさを思い知った。見学に行った家では吹き抜けがあり、柱には決められた場所にしか穴を開けられないので、どこに何を配置するか難しそうだと思った。工事の図面を見て、まだまだ序の口なのだと感じた。

 

 

【 3日目】

・コンセントやスイッチの取り付けと最終チェック、作業体験の終了

・図面の書き込み。

・現場見学(住宅、コンビニなど) 

 

インターンシップも中日の3日目です。

工事体験図面の作成(レイヤの切り替え、基準線の置き方)を行います。

スイッチ、コンセントの取り付け方、LANケーブルの繋げ方、正しく電流が流れているかのチェックの仕方を学びます。LANケーブルを繋げる時に、線がねじれて順番がゴチャゴチャになったりするケースもありましたが、本番では成功しました。

作業や見学をしながら色々な話が聞けるので、大変だった仕事やどのように仕事と向き合っているかなど生の話ができました。

自分が繋いだ線により、実際に明かりが灯る嬉しさを体感してもらい、工事体験を終了しました。

コンビニの現場見学では、色んな業種の人が集まって仕事をしていることを知ってもらいました。工期の大切さと、流行りのモノの変化や、設備の故障の問題など、現場での課題なども学びました。

 

【学生さんの感想】

工事体験では3日目にしてようやく電球とダウンライトに光がつき嬉しかった。家や工場などが完成した場合は、この達成感が何十倍、何百倍にもなるだろうと感じた。大変だった仕事や、どのように仕事に取り組んでいたのか話が聞けた。現場見学では、今まで行った現場の中でコンビニは小さい方だけど、たくさんの人がいて、とても忙しそうだと感じた。現場で事故を無くすために行っている事なども知れて勉強になった。

 

 

【4日目】

・図面作成のつづき。

・現場見学(神社、駅など)

 

早いもので4日目です。

CADを使って住宅図面を描きます。昨日、一昨日よりも早く配線やレイヤ分けなどができるようになってきました。操作に慣れてきて細かい部分にも気が取れるようになったようです。それでも、まだまだ色を変更し忘れたり、プレビューを見るのを怠ったりして、何回か無駄に印刷をしてしまったようで、資源を大切にすることも意識していました。関心です。

現場見学で神社を訪問。一昨日行った木造住宅よりも一回は大きかったけれども配線は少ない現場です。宿泊施設の見学では、万が一火事になった場合に、火が燃え広がらないように壁を貼ったり、配線する為に穴を開けたり、現場によって、考えることが様々であることを学びました。

4日目の疲れからか、集中力が落ちてきて作業効率が落ちたようです。学生さんにとってもなれない5日間は緊張もあり大変な経験だと思います。

 

【学生さんの感想】

午前中は黙々と図面を描いていた。いつの間にか4時間も経過していた。現場見学ではだんだんどこがどの部屋になるか、何のための線なのかがわかるようになってきた。宿泊施設の分電盤には50本ぐらいの配線があり、迫力があった。

 

 

【5日目】

・図面製作の続き、新しい図面へ寸法の書き込み。

・現場見学(建築中の工場、保育園)

 

いよいよ最終日です。

現場見学(工場、保育園、飲食店)などを見学しました。

部屋の色や雰囲気に併せたライトやコードの色にしたり、屋根がないのでコードをまっすぐにしたりと、見た目にも考えることがたくさんあることを学びました。空調もエアコンだけでなく換気扇から出る空気を調整したり、部屋全体の空気を循環させたりと、いろいろ学びました。

 

【学生さんの感想】

現場見学ではすごくオシャレな場所だったが、作る側からしたらとても大変で考えることが多い。オシャレな所だからこそ努力が詰まっている。パソコンで照明天伏をやってみたが、どこなら図れるかわかりにくいが、難しかった。

 

 

【アンケート】

最終日、社員と学生さんを囲んでの座談会を実施します。感想を聞いたり、社員からのコメントを伝えたりと意見の交換を行います。

また、アンケートに答えてもらって次回以降の参考にしています。

学生さんの生の声を一部ご紹介します。

 

PCでの作業の難易度はどうでしたか?

・CADというものにはじめてふれたということもあり、仕組みを理解することに大きく時間がかかってしまった。慣れることすら難しく、一つ一つにの作業でもなかなか思ったように進まないもどかしく感じてしまった。

・簡単な作業からこなしていったのでスムーズに進めることができてちょうどいい難易度だと思った。マニュアル通りに進めたおかげで全体像を予測できそつなくこなすことができました。

・はじめに本で基本の操作を学ぶことができ、レイヤ分けなども一度理解したら後は同じ要領で作業できて、ちょどいい難易度だった。

 

◎インターンを行う前と後で印象は変わりましたか?

・インターンシップ前では、電気工事など現場の仕事がメインだと思っていました。電柱の上で黙々と作業するなどの印象が強く、社員さん一人ひとりが職人のような方ばかりだと思っていました。実際に5日間のインターンシップに参加して、印象は大きく変わりました。現場に行ったり、図面を描いたり、それぞれの得意なもので仕事をするという思っていたよりもずいぶんと開放的で、楽しい職場だと思った。 

・インターンを行う前は、会社と聞くと上下関係がはっきりとしていて、堅苦しいイメージがあり、あまり良い印象を持っていなかったが、中には良い環境の働いてみたいと思える会社があると少し前向きになりました。

・インターン前は、ざっくりと電気工事をしているという印象だったが、インターンをしてみると工事の内容はまず知らないことだらけで、図面の作成や様々な現場があって、工事するという事自体の印象がまるで変った。

 

◎その他

・社員さん全員がとても親切で馴染みやすいと思いました。気さくに話しかけてくださったり、帰り際に「お疲れ様」と声をかけてくださったり、人間関係がとても暖かい場所だと思いました。 

・工事体験、現場体験で色々な方のお話を聞けたり、話したりして、とても勉強になった。楽しかったです。

・工場、ハンバーガーショップ、保育園、コンビニ、商業施設など。

 

以上、今年のインターンシップも全力でやり切りました。

当社に興味を持った学生さんに、就職活動ではぜひ再訪問してもらえると嬉しいですが、皆さんのこれからの人生を決める就職活動において少しでも参考になったり、企業を選ぶ基準になったりと、お役になっていたら幸いです。

 

2022年夏のインターンシップに当社を選んでいただき、ありがとうございました。

 

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