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【社員の声】『文系大学からの新卒入社。知らないことが知っているに変わる喜び』
富南電設工業では、ここ2~3年で新たな仲間が増え、順次ホームページにて紹介しております。
今回は今年2022年4月に入社した、文系大学卒の新卒男性社員を紹介いたします。
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◎『一期一会の出会い』を大切に
富山県富山市出身で4年制大学を卒業し、昨年4月に新卒採用にて入社しました。
比較的インドアな趣味が多く、アニメ、漫画、ゲームなどに夢中になり、家で過ごすことが多かった学生時代。
今でも休日は家で過ごすことが多く、自分の趣味の時間を大切にしています。
好きな言葉は『一期一会』。
これまでの人生の中でも、支えてくれるたくさんの人のありがたみを知ってきました。
人生や、仕事においても、人との出会いがは大切です。同時に自分の趣味やその時々しか出会えないモノも大切にして、仕事を頑張っています。
学生時代は、就職活動に悩んでいました。
そんな時に、大学の就職課の先生からの紹介もあり、応募しました。
文系学校ですので、当然電気業界は専門的に学んだことはありませんでしたが、会社見学の時に、CADソフトを使った設計の仕事に興味を持ちました。
元々パソコンを使うのは好きだったので、『こういう仕事ならやってみたい』と思い入社を決めました。
◎CADの仕事をする為に必要な事を知った
新入社員として入社して、間もなく1年になります。
右も左も知らない状態で、会社に勤めるという事もはじめての経験です。
もともと少し心配症な性格で、わからない事や不安な事が多く、何度もしつこく聞いてしまう所もあります。
それでも、質問したら必ず教えてくれるという当社の先輩社員が面倒を見ながら、安心して仕事ができたようです。
CADの仕事に興味を持って入社したのですが、実際に入社してからはCADを触る機会があまりなく、現場で慣れる事からスタートしました。もう少し設計の仕事がしたい。と思った時期もあったようです。
社長が話してくれた、『現場を知ったうえでCADの設計をするのが大切』という意味がこの1年で少しわかったような気がしています。最初の頃は図面を見て描き写すだけでしたが、現場に出て実際に図面を確認するようになってからは、図面を見る感覚が変わりました。社長の言う意味が少し分かったようです。
◎資格取得を目指して
全く無知の状態で入社して、昨年後半に第二種電気工事士を取得しました。
筆記試験を受けたが前期では残念ながら落ちてしましました。これが非常に悔しかったので、後期でしっかり合格してくれました。実技試験は緊張の連続でした。全てが初めてだった為、時間ギリギリでダメだったかと思ったのですが、合格しました。
元々資格取得などは好きで、学校の授業でもビジネス検定試験、珠算、電卓なども持っており、高校の時も将来の不安から頑張ってきました。
電気工事士としての1年目になる今年が本当の意味でスタートだと考えていて、今年の4月には2名の新卒社員が入ってくるため、先輩社員としてのスタートダッシュを決めたいと思っています。
今後は、2級電気工事施工管理技士、実務経験が必要な第一種電気工事士にも挑戦していきたいと思っています。
この一年は、先輩社員について仕事を学んできました。
新築住宅、改装工事の電気の配線、結線、ボックス、コンセントなどの作業を覚えました。
最近は配線にも携わるようになってきて、ルートも自分で決めて配線します。
この仕事はスピードも大事です。動きがルーズで体力がないと自覚しており、色んな人から遅いと言われます。これにより体が資本だと気づかされました。狭いところに入ることもあり、体づくりをしなければいけないと感じました。
比較的インドアな彼ですが、夜間にウォーキングをしたり、ダイエットをしたりと取り組んでいます。
◎知らないことが知っているに変わる喜び
『知らないことが知っていることに変わってきました。』
自分の成長が自分の喜びに変わってきている事を実感しています。
仕事でいろんな現場に行きますが、前の現場の経験や知識を活かして次の現場に取り組めることで、できることが増えている楽しさを知りました。
この仕事をする中で嬉しかったことは、自分が器具付けをして配線した現場で、はじめて電気が点いた時です。自分が手掛けた施工店舗などを通る時に、自分がやったと少し誇らしげに感じます。
楽しみの一つに、行く先々で美味しいモノが食べられる事です。現場仕事に出る醍醐味でもあります。
自分が知らないお店や道路など、先輩社員からも教えてもらえ、コミュニケーションが取れるのもいいことです。
◎大企業では得られない何かがある気がする
入社して1年。まだ全てがわかったわけではないですが、会社のいいところは、『仕事をしっかりするところ』だと感じています。当たり前の事を当たり前に行うという事を有言実行されています。また、大きい仕事や案件も多いです。
大企業のように全てが管理されている体制とは違い、自己裁量が多いと感じました。
しっかりしている所はしっかりしていて、アットホームな所はアットホームで、メリハリがちゃんとついていると感じています。
入社して1年目の自分もひとりの社会人として接してくれます。頭ごなしな感じではなく、教えながらやらせてもらう感じです。厳しい上下関係があまりないようにも感じます。
学生時代の社会人のイメージでは、上司が怒鳴り散らしているイメージも少しありました。しかし、会長も気軽に声をかけてくれたり、社長も常に気にかけてくれたり、周りの先輩社員も話しかけてくれます。
有給が取りやすく、現場の段取りをしっかりしておけば休みが取得しやすい雰囲気だと感じました。
男性の先輩社員も奥さんの出産に併せて育休を取得していました。
勿論仕事は大変な事ばかりです。全部が大変です。
電気工事単体の仕事はあまりなく、大工さんや、様々な業者の方が集まっている中で電気工事を担当します。
周りの仕事の状況に併せて、考えて行動したり、仕上げたりしなければいけません。作業のタイミングもこの時間にやってしまわなければいけないということもあり、周りの現場の職人さんとのコミュニケーションが必須です。
◎ひとつの事からオールラウンドへ
2年目を迎える今、社長から次のステップに進むように言われています。
これまでは、先輩社員に教えてもらいながら、住宅の仕事を中心にやってきました。その先輩社員以外の人と組むのは少し不安です。しかし、色々な仕事を覚えていくうえで、知識が広がるのは大切です。
住宅の仕事は会社の仕事のごく一部分で、それを応用して次のステップに進んでいく必要があります。
4月からは新入社員が入ってきます。自分が先輩社員を頼ってしまう現状を変えていかなければいけません。
入社した当初は、希望通りCAD設計の業務に携わりたいという想いがありました。
しかし今では、社長が言うような『現場もわかる。CADもできる。オールラウンドな仕事』ができるようになりたいと思うようになりました。
部材や道具の名前、電線の太さなど、現場にいないとわかりません。
お客様の希望や要望を直に聞かなければ、それを反映させる図面は描けません。
最後に、
『これからもっと様々な現場を経験して、勉強して資格も取得して、一人前になっていきたい。』
と話してくれました。
≪社長からのコメント≫
仕事を覚えようとしたり、できることを増やしていこうとする前向きな姿勢は、私もですが周りの先輩社員も必ず見ています。
一つ一つの業務について、わからないなりに考えて、取り組んだうえで、先輩に聞くことが次のステップに進むことへのポイントとなると思います。
後輩が入ってきますが、焦らず、常に学ぶ気持ちを忘れずに仕事に取り組んでほしいと思います。
【社員の声】『文系大学からの新卒入社。知らないことが知っているに変わる喜び。』
2022年4月新卒入社の男性社員を紹介しました。