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【2025年】富山技術専門学院にて出前授業を行いました。

 

2025626日木曜日に、富山県電気工事工業組合富山支部青年部で富山技術専門学院で電気工事の出前授業を開催しました。

毎年富山工業高校にて出前授業を開催しておりますが、富山技術専門学院では初めての試みです。

 

テーマは、『住宅の電気設備増設工事を見てもらい実際の作業の空気感を体感していただく。』です。

 

 

1. 絶縁測定(対象:全員)

事前にコンセント回路を短絡しておき、メガーを当てて不良回路を見つけて改修する。

・主幹ブレーカーを落としておく。

⇒子ブレーカーをチェックして不良の回路を特定する。

⇒分電盤の名前から不良個所を特定し確認する。

⇒改修する。

⇒改修後、再度絶縁測定をし、回収されていることを確認する。

 

 

2. ダウンライト増設工事(スイッチ含む)

 

ダウンライトを増設することで天井裏の配線や壁内の配線を見てもらう。

・天井裏を確認し、配線がいないことを確認して、ホルソーで 100Φの開口をする。

⇒下地の有無を確認して、スイッチ開口をする。

⇒天井裏(プルボックス内)から電源を取り出して配線を行う。

⇒壁内はチェーンを使って配線する。

⇒ダウンライトと配線器具を取り付ける。(A グループは次のスイッチと一緒につけるため、配線までで終わる)

 

3. 既設照明4路スイッチ増設工事

 

既設の照明の 3 路を 4 路に変える工事で実際の現場のやり方を体験してもらう。

・ジプトーンをはぐって配線ルートを確保する。

⇒既設のスイッチを取り外す。

⇒新設スイッチの開口。

⇒チェーン等を使ってスイッチ配線をする。

⇒配線器具を取り付ける。

⇒天井を元に戻す。

 

 

4. コンセント増設工事(2 か所)

 

小判型ホルソーを使い電動工具の利便性や使用上の注意を伝える。

1 か所目

・取付位置を開口する。

⇒天井点検口からチェーンを使って配線する。(電源は点検港内のプルボックスから)

⇒配線器具を取り付ける。(A グループは、その後のフロアコンセントで使う為配線器具付けずでよし。)

2 か所目

・取付位置を開口する。(A グループはトイレコンセントの上部 h=1300、B グループは洗濯機コンセントの下部 h=400)

⇒上下のコンセントから電源をとって配線する。

⇒配線器具を取り付ける。(B グループは、その後のフロアコンセントで使う為配線器具付けずでよし。)

 

 

5. フロアコンセント増設工事

 

実習ではやらない配線器具や道具を使うことでより実践的な作業を見ることができる。

・指定の位置にホルソーで穴を空ける。(下地の位置も確認する。)

⇒4.のコンセントから床下に配線する。(ステップルで止める。)

⇒フロアコンセントを取り付ける。

 

 

※すべての工程が終わった後に、生徒さんに配線器具(挟み込み金具や、フロアコンセント、ダウンライトの脱着をして、簡単な体験をしてもらいました。

 

 

 『富山県電気工事工業組合富山支部青年部の皆様へ』

出前授業の感想をいただきましたので、いくつかご紹介させていただきます。

 

① 本日は、⾧時間にわたる講習ありがとうございました。学校では学んできたことを実際に工事・作業をされるのを見ることが出来て、とても良い機会を頂けました。1つ1つの作業について細かな説明があり、何か障害になるものがあった場合においても成し遂げる方法、気構えも含めて学ばせて頂きました。組合の皆様のチームワークもすばらしく、楽しく学ばせて頂いたため、あっという間の実技講習でした。後半には意見交換会として和やかな雰囲気の中で、普段は聞きづらいようなことにも答えて頂きました。これから、就職活動を行っていく上で大きな指針を頂けたと思っております。本日は、お忙しい中、誠にありがとうございました。

 

② もともと電力工事を行っていたため、似ている作業の流れだと思っていたが、一般で作業者が多いといった点があるため、複数人の工事業者で行う場合は、事前に何回か打ち合わせを行うと教えていただいたので、その点が電力工事と違っている点だと思った。手のふるえに関して聞いた時は、できる作業を考え、ふるえている時でも安全に作業できる方法を見つければいいと言われた際、正にその通りだと思った。自分で気にしすぎているのではないかとも思った。実習中にひき回しを作業して作業された際、どのように行えば、ボードを中に落とさないようにできるかを聞き教えていただいたので、今までのモヤモヤがなくなり大変良かった。

 

③ 一人一人がすごくしっかりしていて、年が近い人ばかりなのに尊敬しました。考えもしっかりしていて人の気遣いや思いやりが大切だと教えていただきました。仕事の大変さなど、いろいろな事を学べました。説明も上手で作業の手順やコツなどをわかりやすく、教えていただきました。すごく貴重な時間を頂きありがとうございました。

 

④ 模擬実習で図面を見た時一部見たことがない図記号があったりして考えていたりしていた所教えて下さりありがとうございました。教えながらでも作業速度が速く進行し、トラブル発生時でも柔軟な対応にも驚きました。

 

⑤ 職人さんの動きを見ることができた。ひとり立ちするのには経営の知識が必要。工事の最中に何か問題があった時、どのように対処するか学べた。現場でのコミュニケーション、報連相の大切さ。年収、年間休日は数字で踏み込んでほしかった。実習に多くの職人さんが来て下さり、職人の技・連携を近くで見ることができ、貴重な体験になりました。座談会では電気工事士のリアルな話を聞くことができ、今後の就職活動に役立てたいと思います。この度はありがとうございました。

 

⑥ 図面を見て実際に作業する段階で、色々なアドリブがあることを知れた。3 路スイッチを 4 路スイッチに変更するなど。また、お互いに自分がどう動けば効率がいいかなどの考えて動かれていたので、その様な考え方の重要性を学ばせていただいた。意見交換会では、ほぼ人生相談の様な形でしたが、親身になって具体的なリスクのことなども教えてくださったのでとてもありがとうございました。

 

⑦ 実際に現場で働かれてる作業者の仕事を拝見させて頂いてとても参考になりました。教科書や実技実習とは違う作業の仕方や既設の設備の改造で 3 路から 4 路スイッチの変更等、現場ならではのやり方とても興味深かったです。

 

 

様々な意見を頂戴しました。

参考にしながら、また今後もより良い取り組みとしていけるよう努めて参ります。

この度はありがとうございました。

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